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芦生研究林は京都府の北東部、由良川の源流に位置し、
福井県と滋賀県に接しています。関西屈指の自然林が残
る約4,200ヘクタールの森は海抜355メートルから959
メートル(三国岳)に至ります。その植生は暖温帯から冷温
帯にまたがり、天然林は様々な要素の種から構成され、種
類数の多いことがこの森林の特徴となっています。
研究林内には多種多様な動物が生息し、昆虫小動物、ニホンカモシカ、ニホンツキノワグマなどが確認され、
ツキノワグマがスギ樹皮をはぐいわゆる“クマはぎ”の対応に苦慮しています。特別天然記念物のオオサンショ
ウウオ
や、5〜6月には川沿いの枝にモリアオガエルの白い“卵のう”も見られるなど、多くの両性類や魚類も生
息しています。

   芦生の森のデータファイル          
■ 芦生の森(京都大学芦生演習林の面積)
    4、185.74ha(京都御所は約65ha)

■ 標高最高地点 959.0m 三国岳

■ 標高最低地点 355.0m 演習林事務所構内

■ 演習林内の由良川本流最長河川長 約21km

■ 最高気温
    39.0℃(芦生観測所 標高355m)
    35.5℃(長治谷観測所 標高640m)

■ 最低気温
    −19.5℃(芦生観測所)
    −20.0℃(長治谷観測所)

■ シーズン最大積雪
   190cm(芦生観測所)
   315cm(長治谷観測所)

■ シーズン最長積雪日数
   110日(芦生観測所)
   149日(長治谷観測所)

■ 降水日数173日(芦生観測所)
    ※同年において京都市左京区にある
     本部試験地では107日
■ 確認されている木本植物の種類 243種
■ 確認されている草本植物の種類 532種
■ 確認されているシダの種類 85種


■ 確認されている 33科111種


■ 保存林10ヶ所
   長治谷、桝上、ヒノキ、ケヤキ、トチノキ平、宮ノ森、
   中山神社、小中山、ブナノキ東谷、オホノ谷

■ 保存木12種17本
   ユクノキ、メグスリノキ2本、ケヤキ、カツラ2本、ブ
   ナ、スギ3本、イイギリ、ミズナラ、コウヤマキ、
   カヤ、アスナロ、ヒノキ2本


 最高樹高
   40.5m ケヤキ
   第5林班 ケヤキ保存林内
   胸高直径112.2cm(昭和59年)

最大胸高直径
   320.0cm カツラ
   第16林班 下谷の大桂
   樹高37.5m(昭和59年)
   京都府下第3位の巨木


■ ニホンツキノワグマの推定生息数 最低30頭以上



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